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生涯学習センター
カテゴリ:学び

人生100年時代を自分らしく生きるための「自分史入門講座」(2019.6.4~18)

【目的】
自分史について、その魅力やメリットを知り、そのまとめ方や、多種多様な表現方法について学ぶ。また、図書館と連携し、大和市の自分史寄贈の取り組みの紹介も行う。


【取り組み内容】
自分史活用推進協議会理事で自分史活用マスターの高橋誠氏を講師にお招きし、自分史の歴史や作成するメリットから、実際に作成するときのポイントや、作成に役立つツールなどにについて学びました。
 「自分史」という言葉が出来たのは1975年。偉人や著名人による「自伝」「自叙伝」ではなく、歴史を作るのは一般市民であるという思いから作られた言葉だそうです。
 自分史には、自分が生きてきた証を残すという役割だけでなく、自分のことを理解したり、家族や友人とのコミュニケーションのきっかけになったりと、たくさんのメリットがあります。
 講座では、生まれてから今までを年代ごとに振り返り、文章としてにまとめるという手法以外にも、写真や音声、SNSのライフログなど多様な表現方法があること、趣味や誰かとの関わり、特定の時代など、様々な切り口があることなども学びました。
また実際に、自分の年表をつくる、思い出の写真をもとに文章を書く、過去の出来事を通して自分をとらえ直す、といったワークを通して、「頭と手と心を動かす自分史づくり」を体験しました。


【成果】
 「モノからコト(ココロ)へ」「組織から個人へ」「一方向から双方向へ」と時代の潮流が変化し、また「人生100年時代」と言われ、セカンドライフをどう生きるかが大切になっている今の時代に、「自分史」が期待されている役目は多くあるといえるでしょう。
 人生の軌跡を振り返ることで自分を知る、過去の失敗や挫折が今の自分につながっていると前向きにとらえて受け入れるという行為が、自己肯定感につながり、新たなつながりを生むためにも有効であるという、自分史のメリットを実感できる講座でした。

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