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生涯学習センター
カテゴリ:施設融合、学び、こども

大和こども市民大学 親子ワークショップ「はじめてのSDGs~本から未来を創造しよう」(2020.9.27) 

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【目的】
SDGs(持続可能な開発目標)とは,2015年に国連サミットで採択された、2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標であり、17の大きな目標と、それらを達成するための具体的な169のターゲットで構成されている。
毎年9月末の国連総会の会期と合わせた1週間は、SDGsの推進と達成に向けて意識を高め、行動を喚起する「SDGs週間(グローバル・ゴールズ・ウィーク)」である。この会期に合わせ、この講座では、小学生とその保護者を対象に、SDGsを身近に感じ、理解を深めてもらうなど、地球の未来を考えるきっかけとする。


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【取り組み内容】
9月27日、大和こども市民大学の親子ワークショップ「はじめてのSDGs~本から未来を創造しよう」講座が開催されました。この講座では、最近よく聞くけど、よく分からない…そんなSDGsを身近に感じ、理解を深めるきっかけ作りを期待しています。

講師は、相模女子大学中学部・高等部美術教諭、Google認定イノベーター、ESD日本ユースの新井啓太先生です(ESDは、持続可能な開発のための教育=Education for Sustainable Developmentの略称です)。新井先生は、2018年から2019年に教員南極派遣プログラムに参加され、昨年は「南極アートワークショップ」が大好評でした。地球の最果ての南極を見てきた先生の視点から、地球の未来のこれからを一緒に考えます。

会場では1家族1台のパソコンが用意され、カラフルな色紙が貼られています。
初めのお題は「シリウスで本を発掘しよう」。それぞれのパソコンに貼られた色紙の色の本のうち、「ワクワクする本」「大好きな本」「これ、何?の本」…の3冊を図書館から探して持ち寄ります。帰ってくると、部屋のまんなかには、大きくて長―――い紙が用意され、みんなが探してきた本のおススメポイントを自由に書き込みます。
「紙の上に乗って、みんなの意見を繋げてみよう!」という先生の声に、子どもたちは目を輝かせて紙の上に飛び乗り、大きな紙をフルに使って、ペンを走らせます。その自由な発想力に大人は驚くばかり。他の友達のコメントから連想ゲームのようにみんなの想いがどんどん繋がっていきます。
さて、パソコンの前に戻ったみんなに、カラフルな色紙は、実はSDGsの17の目標のアイコンのキーカラーであったことが告げられます。さらに、今回募集された「親子17組」は、この目標の数であったことも。最後に、家族で協力してこの色のアイコンが示す目標の意味を調べ、みんなの前で発表しました。


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【成果】
アンケートからは「はじめはどのようにSDGsにつながるのか不思議だったが、子どもと一緒に多くのことを学ぶことができた」「基本的なことが理解でき、学ぶきっかけができた」等の感想が寄せられ、SDGsへの理解を深めるという目的を達成することができました。
また、本から「あらゆる事は互いにつながっていて、SDGsに取り組むきっかけは身近にある」というメッセージが込められたこのワークショップは、シリウスが図書館等を併設する文化創造拠点であることを効果的に活用することができました。



さらに、私たちはシリウスでしかできないSDGsの学びに、皆さんと一緒にもっとチャレンジしたいと思います。
11月3日の「やまとみらいまつり」では、新井先生を含むGoogle 認定イノベーターの教員による「どこがく」によるYouTube スタジオが限定オープンします。YouTube で SDGsの「学び」×「発信」を体験してみましょう。申込は不要ですので、お気軽にお越しください。
SDGsは「持続可能な取り組み」です。これらの学びをきっかけに、日頃から環境などにちょっと目を向けて、暮らしてもらえたらと思います。
詳細は、こちらをご覧ください。
「 YouTube で SDGs」の情報はこちら

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