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芸術文化ホール
カテゴリ:市民参加、若者応援、学び、こども

サマーインターンシップ 2019(2019.8.7&8.19)

【目的】
市内在住・在学の芸術文化に興味を持つ高校生・大学生を対象としたインターンシップ・プログラム。イベントの企画・制作から当日の運営、終了後の業務までの一連の流れを講義形式で学ぶとともに、実際に参加する場を設けることで、イベント運営がどのように行われているかを知っていただく機会とする。この分野における次世代の人材育成にもつなげることを目的とする。


【取り組み内容】
①8月7日
・大和市内在学の高校生6名が参加。午前中はシリウスにて、自主事業の企画・制作についての講義と、接遇研修を受講していただきました。
・講義ではまず、シリウスのホール関連施設である「メインホール」「サブホール」「ギャラリー」「マルチスペース」について説明をし、各施設で実際にこれまでどのような自主事業が開催されてきたかを知ることで、それぞれの特徴を学んでいただきました。
・続いて自主事業の企画制作において、企画の種類にはどのようなカテゴリーがあるのか、企画を考える時は、どのようなコンセプトや広報計画を立てていくのか、また実際に予算を立てていく中で、どのような物に経費がかかるかや、公演当日までの準備内容、当日の役割などについてお話しました。
・接遇研修では、立ち方、お辞儀の仕方などを練習しました。お互いの姿を見て、できているかできていないか確認しながら練習をし、公演時のお客様対応の場面で実践できるよう習得しました。
・その後、市民交流拠点 ポラリスに移動し、開館10周年を記念して行われた「夏休みスペシャルコンサート@ポラリス」の運営に参加していただきました。
・配布物の準備として、プログラムにアンケートとチラシを挟み込み、ペグシル(鉛筆)で挟むという作業を行いました。単純作業でありながら、いかに効率よく行うかを考え、「流れ作業にしたほうがいいんじゃないか」などお互いに相談しながら作業し、予定時間よりも早めに終えることができました。工夫することの大切さを感じていただけたと思います。
・また、公演前の注意事項などのアナウンスを担当するため、アナウンスの練習も行いました。普段の話し声よりも少しトーンを上げて、はっきりと急がないで話すことに慣れない様子でしたが、個々で何度も練習をし、前向きに取り組む姿が印象的でした。
・開場中は、プログラムの配布、ご来場者への席案内、通路確保のための声かけなどを担当しました。会場には150名以上のお客様の来場がありましたが、どのように声かけをしたら良いか、ホールスタッフに確認をしながら、自分自身で考えて動くなど、高い行動力が発揮されていました。
・アナウンスは、練習の時にアドバイスしたことをしっかりと守り、大勢のお客様の前でわかりやすいアナウンスができました。
・公演中は、動き回るお子様が危なくないように近くで見守ったり、記録用の写真撮影も行いました。最初は戸惑う姿も見られましたが、自身のやるべき仕事に積極的に取り組んでいました。
・終演後はアンケート回収、会場の撤収作業、楽屋の片付けなどを行い、公演当日の一連の業務を全て経験していただきました。
・最後は、振り返りとして、1人ずつ発表する時間を設けました。本インターンシップに参加して感じたこと、やってみて難しかったこと、学んでよかったこと、今後生かしていきたいことなど、詳しく具体的に発表していただきました。

②8月19日
・市内在住の大学生1名が参加。午前中は自主事業の企画・制作についての講義を受けていただき、午後はギャラリーで行われた夏休み特別ワークショップ「オカリナ絵付けと演奏&草笛教室」の運営に参加していただきました。
・午前中は講義のほか、午後のワークショップに備えて注意事項などのアナウンスの練習も行いました。マイク無しでも伝わるよう、明瞭な話し方を意識して練習しました。
・ワークショップではまず、参加者10名の受付業務をホールスタッフとともに行っていただき、参加者名、同伴の保護者名のチェック、参加費の清算をして、配布資料をお渡ししました。
・開始前のアナウンスは、参加者全員に伝わるようにはっきりと話すことができました。
・ワークショップ中は、参加者を見守りながら、記録用の写真を撮影しました。講師の模範演奏、参加者の演奏練習、オカリナ絵付けの様子、講師を囲んでの集合写真など、アングルなども工夫しながら撮影することができました。
・ワークショップ中の2回の休憩時間には、オカリナ絵付けに使用した備品、草笛の片付けや、それぞれを持ち帰る袋の配布なども行いました。
・終了後は、受付にてアンケート回収、参加者のお見送り、会場の撤収作業を行い、ワークショップ開催における一連の業務を全て経験していただきました。
・最後は、振り返りとして、報告レポートを作成し、発表する時間を設けました。本インターンシップに参加して感じたこと、やってみて難しかったこと、学んでよかったこと、今後生かしていきたいことなど、詳しく具体的に発表していただきました。


【成果】
・やまと芸術文化ホールにおける自主事業について、より深く知っていただく機会になりました。
・接遇研修では、接遇用語を使う難しさを感じながらも、社会人の基本スキルとして近い将来に必要になることを実感していただきました。
・お客様対応における、臨機応変な対応の必要性、難しさを体験したことで、自分自身で考えて行動する力をつけることができました。
・各コース1日に凝縮されたインターンシップ・プログラムでしたが、インターン生全員が意欲を持って運営に参加し、短い時間ながら大きく成長することができました。

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